🌿50代で一日一食をゆるく続けていたら、気づけば「痩せすぎ」に。人間ドックの結果に思わず焦ってしまった、元公務員のあじっちです。
私たち50代世代が洗脳されていた「痩せている=ゴール」の文化について、考え直してみました。

1. 私たちの世代の“痩せなきゃ文化”

中学・高校の頃、テレビを見れば画面に映る人はみんな容姿端麗で、細い体型をしていました。とにかく「痩せている=美しい」「痩せている=正解」という雰囲気がありました。
漫画やファッション雑誌に出てくる主人公やモデルさんも同じで、細いことが当たり前。体格が良かった私は、「痩せなければ」と常に考えていたのです。
テレビや雑誌では「痩せる特集」が頻繁に組まれ、生活にそのまま取り入れていました。たとえば、テレビで「アロエヨーグルトを食べたら痩せる」と紹介されれば、翌日のスーパーの棚は空っぽ。「ゆで卵ダイエット」「りんごダイエット」といった単品ダイエットも次々と試しました。
また、当時は「読むだけで痩せる」といった本やダイエット商材も流行り、気になって手にしたこともあります。今振り返ると、ずいぶん長い間「痩せることが正解」という文化に必死でついていこうとしていたのだと思います。
2. 今の若い世代との違い

一方で、今の若い世代を見ていると、あの頃とはずいぶん空気が違うと感じます。駅や電車で見かける若い人たちは、周囲の目に縛られることなく「自分」を生きているように見えます。
髪の色も金色や緑など自由自在。私たちの頃は茶髪でさえ精いっぱいの自己表現でしたが、今はもっと解放的です。
社会全体でも、SDGsや多様性という考え方が浸透し、コロナ禍やオリンピックを経て「それぞれの生き方を尊重する」流れが広がりました。学校や働き方も、集団が苦手な人には居場所があり、在宅ワークなどで社会に参加できる仕組みも整いつつあります。
もちろん、すべてが良いことばかりではないけれど、昔のように「こうでなくてはならない」という呪縛からはだいぶ解放されてきたと感じます。若い世代が自由に自分を生きられる風潮は、羨ましくもあり、心からうれしくもあります。
3. 私たちの世代が学べること

今の若い人たちに憧れること
こうした姿勢は、私にとって大切なヒントになると思います。
4. 50代から選びたい、ゆるいダイエット

今の私は「良質な筋肉量を増やして体力をつけたい」と思っています。体重の数字にこだわるよりも、これからを健康に生きるための土台を作りたいのです。
そのために意識していることは…
- タンパク質、ビタミンCやミネラルをしっかり摂ること
- 朝は玄米に加えて、時にはシリアルなども取り入れ、食を楽しむ工夫をすること
「食べること=歩くこと=考えること」
この3つをバランスよく楽しみながら、無理なく続けていきたいと思っています。
まとめ
平成の「痩せなきゃ文化」を通ってきた私たち。
でも50代になった今は、体型よりも「健康で心地よく生きること」が大事ですね。
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