🌿 無理しない暮らしを選びなおした50代、元公務員あじっちです。
ブログを通して心と体を回復しています。
👉 この記事を読むと
- お酒のメリットとデメリットが整理できます
- 時代とともに変化する「お酒との付き合い方」がわかります
- 50代からの人間関係の断捨離のヒントが見つかります
50代夫婦に訪れた「禁酒」という心の断捨離

夫は以前、仕事から帰ってくると晩ご飯でビールとおつまみ。
「居酒屋定食」が一日の楽しみでした。
ところが7月中旬から、夫は一滴もお酒を飲んでいません。
きっかけは人間ドックで、肥満(メタボ基準該当)、高尿酸血症、そしてピロリ菌が見つかったこと。
治療のために抗生物質を一週間飲む間は当然お酒はNGで、そのまま禁酒生活が続いています。
「ビールほしかったけど、健康にはアルコールは止めた方がいいんだろうね」
そう夫が言ったとき、私は思わず「一日350mlのビール2本くらいならいいんじゃない?」と言いましたが、
でも夫は頑なにそれ以来お酒を口にしていません。ノンアルコールビールにしています。
テレビでは相変わらずビールのCMが繰り返し流れていますが、夫はYouTubeで「お酒がどれほど体に悪いか」という情報を熱心に見ています。実際わたしもお酒をよく飲んでいた頃があって、体調を崩しました。
時代とともに、健康に関する情報の信頼先も変わってきていると感じます。
お酒のメリットとは?
- リラックス効果(少量のアルコールは緊張を和らげる)
- 食欲増進(消化液の分泌を促し、食欲を高める)
- 血行促進(血管が拡張し、一時的に血流が良くなる)
- 社交面での潤滑油(会話や人間関係をスムーズにする)
お酒のデメリットとは?
- 依存症のリスク(毎日の少量から進行することもある)
- 生活習慣病のリスク増加(高血圧・肝疾患・がんなど)
- 睡眠の質を下げる(寝つきは良くなるが深い眠りは妨げられる)
- 精神面の悪化(抑うつや不安の悪化につながることも)
- 事故やケガのリスク(判断力低下による交通事故・転倒など)
最新研究が示す「百薬の長」の真実
かつては「お酒は百薬の長」と言われていましたが、今の研究では見方が変わっています。
WHOは「安全な飲酒量は存在しない」と発表し、飲酒はがんリスクを高めるとされています。
「健康にプラスの影響がある量はほぼない。飲まない方が望ましい」というのが現在の国際的な見解です。
世代によって変わるお酒との付き合い方
若い世代のお酒離れ
20代では「体に悪い」「苦い」「行動が制限される」といった理由から、お酒を飲まない人が増えています。
私の息子も社会人ですが、飲酒の習慣はありません。
昭和・平成・令和で変わった飲酒文化
子どものころ、晩ご飯の席で大人は当たり前のようにビールを飲んでいました。
お酒をつぐことが「大人のマナー」だと信じていたのです。
しかし令和の今では、健康データが示すリスクが広まり、「お酒を飲むこと」が必ずしも大人の常識ではなくなってきました。
ちなみに私の家系は凄くのみます😓
年代別飲酒習慣のデータ
年代別・性別のリスク飲酒割合(国民健康・栄養調査より)
男性は40代(23.6%)、女性は40代(14.6%)が最も高く、若い世代ほど飲酒習慣は低めです。

お酒の断捨離で心も体も軽くなる
夫は一月お酒をやめただけで、次のような変化を感じています。
- 体重が落ちた
- 眠りが深くなった
- 経済的負担が減った(ノンアルビールは安いですね)
息子は職場のOJTの先輩や上司とバイクツーリングに出かけ、
「朝ラー・昼ラー」を楽しんでいました。
その様子を見て、私は「人間関係はお酒なしでも十分に成り立つ」と思えました。
今を生きる人は、自分にとって心地よくない習慣を手放す=心の断捨離を進めています。
夫が自分で情報を得て、お酒をやめる選択をしたことは、その象徴だと感じます。
まとめ
💡 今日の気づき
- お酒はリラックスにもなるが、健康リスクも無視できない
- 「百薬の長」という言葉は今の医学知見とはズレている
- 人間関係も「お酒なし」で楽しめる時代になっている
👉 この記事を読むと
- お酒のメリットとデメリットが整理できます
- 「お酒を断捨離する」という新しい選択肢に気づけます
- 昭和の価値観でお酒を位置づけることがなくなります
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夫が気に入っているノンアルコール飲料はこちらです。脱アルコール製法という、本物に近い味らしいです。
また、炭酸水を気軽に楽しめるソーダメーカーもおすすめです。
自宅で作れるので経済的で健康的。私も使っています。


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