50代、これからは "ねばならない" を手放して

心と体をゆるめて、静かに整える
元公務員あじっちが、気持ちを軽くするヒントを綴ります。

はじめての方へ

【心の断捨離】“1日1万歩”にとらわれていた私へ。50代からは“無理しない”暮らしを選んだ

心のこと
心のこと

🌿50代で生き方を選び直した元公務員のあじっちです。
かつては「ちゃんとしなきゃ」「人との比較をこっそり」と思い詰めていましたが、今はもっと自然体で生きたいと思えるようになりました。
そんな私の再出発の記録が、どなたかの励みになれば嬉しいです。✅ 

50代の再出発。新しい暮らしが始まって

1年5ヶ月前、私たちは新しい家へ引っ越しました。
50代からの再出発として選んだ場所は、公共交通や医療機関へのアクセスがよく、暮らしやすい環境です。
夫の通勤時間が片道1時間を超えてしまったことだけが、少し気がかりではありますが、それでも私はこの新しい生活に、大きな希望を持っていました。

たった一つの買い物で6,000歩超え

昨日は夕食の買い物に出かけました。
以前、友人が「ここのお惣菜、美味しいよ」と教えてくれたお店へ行ってみたくて。
まだ道に不慣れなので、Googleマップを片手に少し迷いながらも、なんとかたどり着きました。
その後、いつものスーパーにも寄って、家に帰宅。
外出はその買い物だけでしたが、歩数計を見てみると6,247歩。思ったより歩いていて驚きました。

“1日1万歩”にこだわっていたあの頃

仕事をしていた頃の私は、毎日1万歩を目標にしていた時期がありました。
当時も万歩計をつけていて、ほぼ、玄関ドアから職場近くのドアまでの車での通勤です。

1日中働いてもせいぜい5,000〜6,000歩。
「健康のために1万歩!」という言葉をどこかで聞いた瞬間、スイッチが入りました。
そこから私は、どんな日でも歩くようになったのです。
雨の日も傘をさして、夕食後に1万歩を達成するまで外を歩き続けました。

鍋を落としたあの日

そんなある日のこと。

息子の夕食の片付けをぼんやりしながらしていると
夫が仕事で遅くなると言っていたのに、突然帰ってきたのです。

すごく驚いたのです。

私は焦って夕食を準備しようと、重い鍋を持ち上げたとき、手を滑らせて左脚に落としてしまいました。
とても痛かったけれど、「大丈夫、大丈夫」と無理をしました。

夫は「病院に行こう」というので、夜の予定が狂ってしまうことが嫌でした。
翌朝、脚は腫れていましたが、それでも私は歩きに出かけました。
目標の「1日1万歩」を守るために。

小雨の中、傘を買ってまで

歩いている途中、小雨が降ってきたので、近くのダイソーで傘を買って、また歩きました。
痛みがどんどん強くなって、ようやく病院へ行ったら…なんと左足の甲の骨にヒビが入っていたのです。
びっくりしました。「そりゃ痛いはずだ」と。

“ねばならない”に縛られていた自分

でも当時の私は、「目標を守らなければ」「やると決めたからにはやらなきゃ」と、何よりも“ねば”思考が優先でした。
足をケガしても歩く…。今考えると、ちょっと怖いですよね。
これは14年前の出来事です。

今は“無理しない”を選んでいる

今の私はというと、「歩くことが好きだから歩く」。
無理をしない、数字に縛られない。(少しは気にしますが😉)


そんなふうに自然体で過ごせるようになりました。

“断捨離”はモノだけじゃない

“断捨離”というのは、モノだけではなく、こうした“思い込み”や“ねばならない”思考も手放すことなんだと、今ならわかります。
そして、私の50代からの再出発は、まさにそういった「無理しない暮らし」への切り替えでもあるのだと思っています。


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