要点(1分)
- 悩み:人との距離がむずかしい/集まりで疲れる/孤独がこわい
- 結論:距離は“決別”ではなく設計(頻度・深度・時間)。伝え方を決めると、関係はやわらかく続く
- 今日の一歩:①関係マップを書く ②連絡頻度を週○回に ③会話は最長15分を先に宣言
はじめに:人との「距離」に悩んでいた昔の私へ

こんにちは、元公務員のあじっちです。
このカテゴリーでは、50代からの生き方を自分サイズに整えるヒントを綴っています。今日のテーマは人との距離感。
家で過ごす時間が増えて、YouTubeから学ぶことが多くなりました。
なかでも「街録」は、名も知らない誰かの半生に耳を澄ます番組。
そこで耳にした医師の「孤独が人を傷つけ、つながりが癒しになる」という言葉が心に残りました。
私はこれまで「関わるならとことん」タイプ。でも今は、そっと寄り添う距離感のほうがしっくりきます。ひとり時間を選ぶことと、孤独は同じではない――その気づきが、次の生き方をやさしくしてくれました。
ここからは、同じ悩みを持つ方へ“今日からできる”方法を置いておきます。
ステップ1|現状を見える化:関係マップ(3分)
紙1枚に、よく関わる人を書き出し、次の3つを数字でメモします。
- 頻度:週/回・月/回
- 深度:話題の深さ(近況=浅/悩み=深)
- 負担感:終わった後の疲労度 0〜10
例)母:週1/浅め/疲労7、サークル友:月2/浅〜中/疲労3
疲労7以上は設計変更候補。数字にすると、責めずに調整できます。
ステップ2|距離の設計:頻度・深度・時間を決める
- 頻度:週2→週1など、まず1段階だけ調整
- 深度(話題):体調・天気・近況の3点に限定/過去の咎めや政治は避ける
- 時間:**最長15分(電話)/60〜90分(対面)**で終了
集まりがしんどい日は、到着を15分遅らせ、終了を15分早める=真ん中だけ参加。
ステップ3|やさしい境界線を作る「言い方テンプレ」
- 開始時:「今日は15分だけ話せます。先に伝えておきますね」
- 話題変更:「ここは私の心が重くなるので、別の話題に変えさせてくださいね」
- 切り上げ:「今日はここまでで十分でした。続きはまた今度」
- 誘いのお断り(代替案):「今週はむずかしいので、来週の午前なら短時間行けます」
- 既読だけ返す日:「体力少なめなので読んだよの合図だけ置きます🌿」
自分の状態を主語にして伝えると、関係はやわらかいまま保てます。
ひとり時間の育て方:孤独→静かな充電へ
- 1日10分の“無音タイム”(呼吸4–6×6回→首肩を軽く回す)
- 歩く用事を1つだけ(郵便を歩いて出す/近所の買い物を徒歩で)
- 3行日記(よかった1/学び1/次の1cm)
ひとり時間は“逃避”ではなく回復。戻る前提で離れるから、またやさしく関われます。
よくある不安と答え
Q. 冷たい人に見えませんか?
A. 距離=無関心ではなく継続のための設計。短い手紙や写真1枚で温度は保てます。
Q. 罪悪感が出てしまう
A. 頻度を下げたら小さな温かさを1つ足す(近況写真/季節のはがき)。
Q. 集まりで浮きます
A. 真ん中だけ参加+役割を1つ(受付10分など)。居場所ができます。
まとめ:昔の私へ
「頭が痛くなるまで考えなくていい。ゆっくりで大丈夫。
距離は壊すことじゃなく、整えることだから。」
人は誰かとの“つながり”なしには生きられないけれど、詰めすぎなくても孤独ではない関係性は作れます。あなたのペースで、距離を設計していきましょう。
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