🌿50代で「無理しない暮らし」にシフトした元公務員のあじっちです。
家族や仕事に追われてきた日々を経て、今は夫と小さなアパートで、心地よい距離感の人間関係を大切にするようになりました。
「昔のように友人と頻繁に会えなくなった」「でも、つながっていたい」――そんな気持ちになること、ありませんか?
今日は、私が50代になって感じた「ちょうどいい距離感の友情」について綴ってみたいと思います。
気づいたら変わっていた関係
就職してからは、プライベートでも職場で出会った人との関わりが多くなりました。
先輩、同僚とのつながりが中心になり、学生時代の友人とは年に数回連絡をとる程度に。
家庭を持ってからは、さらに余裕がなくなり、
以前はルーティンだった「夜に友達と電話でおしゃべり」も、自然とできなくなっていました。
息子が生まれたときに、お祝いを持ってきてくれた友人がいたこと。
イベントに合わせて会うことはあっても、“自分たちのためだけの時間”をつくることはほとんどありませんでした。
若い頃は、
家族と自分のことで精いっぱい。
そこにさらに連絡が来ると、「業務が増えた」ように感じてしまう自分さえいたのです。
あの頃のようには戻れないけれど
3年前の夏、30年ぶりに学生時代の友人たちと一泊旅行をしました。
行く前は楽しみだったのに、旅の終わりにはどっと疲れてしまっていて…。
夏の暑さもあったのでしょう。でも、心が「少ししんどい」と感じたのも確かです。
50代になると、子育ても一段落し、みんなそれぞれ濃い人生経験をしています。
考え方、生活スタイル、譲れない価値観もお互いにある中で、
“昔のような関係”に戻るのは難しいんだな、と感じました。
今の私にちょうどいい距離感
今、私は仕事もしておらず、
息子も独立していて、「必然的な人間関係」に自分を置く場所がほとんどありません。
月に数回の公民館での集まりが、今の私の小さな“つながり”の場。
LINEも、家族とLINEニュースくらい。
日常的にやり取りすることは少なくなりました。
でも、ふと「元気にしてるかな」と思い出す友人が数人います。
それだけで、今の私は**“友情”をしっかり感じることができている**のです。
若い頃は、年賀状の数で自分の価値を計っていたような時期もありました。
でも今は、“誰かのことをそっと想うこと”が、
何よりも深く、あたたかなつながりに感じます。
まとめ:静かにつながる関係も、やさしい関係
あなたにも、ふとした瞬間に思い出す人がいますか?
会っていなくても、言葉を交わしていなくても、
心の中にそっと存在している…そんな関係が、今の私にはしっくりきます。
無理せず、静かにつながる。
そんな50代の人付き合いも、あたたかくて、豊かなのかもしれません🍀
最期までよんでくださってありがとうございました。
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