🌿50代で生き方を選び直した元公務員のあじっちです。
かつては「ちゃんとしなきゃ」「人との比較をこっそり」と思い詰めていましたが、今はもっと自然体で生きたいと思えるようになりました。
そんな私の再出発の記録が、どなたかの励みになれば嬉しいです。✅
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また、暮らしを軽くしたいと考える中で、
経済的な見直しを考える時間も自然と増えていきました。
そんな折、今年の春、ついに夫が「iDeCo始めようかな」と口にしてくれたのです。
嬉しくて、つい私が「じゃあ手続き、全部やっておくね!」と申し出たのですが……
まさか、これほど大きな落とし穴が待っているとは、夢にも思いませんでした。
きっかけはいつも私から…FP学習が背中を押したけれど
今年の4月のことです。夫が「iDeCoを始めてみようかな」と話してくれました。
実はこの言葉、私にとって本当に嬉しいものでした。
私は今、無収入で夫の扶養に入っています。そのため、夫の収入や資産運用については、これまであまり口出ししないように心がけていました。
しかし、私自身はすでにNISAなどで少額の投資を始めていますし、
FPの勉強を通じて「iDeCoは老後の備えに絶対必要だ」と強く感じていたのです。
夫は「ネットは苦手だし、手数料がかかっても目の前で説明してほしい」と、対面での手続きを希望するタイプです。
そんな彼が今回、「任せるよ」と言ってくれたのですから、
私は「それなら私がネットでできるところまでやっておくね!」と、
つい先走って動いてしまいました。
ところが……これが、4月から今日まで手続きが滞ってしまった、
大きな間違いの始まりだったのです。
つまずいたのは「良かれと思った」私の・・・
書類のやり取りも滞りなく進みました。
私はその勢いのまま、iDeCoの申込みもネットで進めようとしたのです。
この時、夫は心底納得していないのに、私が聞けば「いいよ」と、
彼の空返事だけで物事を進めてしまっていました。
「これ以上、夫の投資への意欲にブレーキがかかるといけない」
「波風を立てないように、パソコン操作は私がうまくやろう」――。
そんな私の浅はかな考えと、長年の悪い「脳のクセ」が発動してしまったのです。
その後、私は証券会社からの連絡を待つばかり。しかし、待てど暮らせど音沙汰がありません。
日中、私が証券会社に電話しても、本人確認が必要なため進捗状況は教えてもらえず、
「一般的には…」という抽象的な回答ばかり。
夫は再三「iDeCoはまだかな?」と私に聞いてきます。
私も「おかしいな、郵便で何か送られてくるはず…」と勝手に思い込み、
時間だけが過ぎていきました。

衝撃の事実が判明!
今日、意を決して証券会社に電話し、夫に代わってもらいました。
夫は開口一番、「ずっとそちらからの連絡を待っています。
いつになったらiDeCoを始められるのか?書類は既に出してあるはずだが」
と伝えていました。
すると、証券会社の方から衝撃の一言が。
「iDeCoのお申し込み手続きは完了していません」と。
結局、総合口座は開設され、金融機関の手続きも済んでいましたが、
肝心のiDeCoの「申し込み」は全く手付かずだったのです。
夫は「書面でのやり取りだと、実働は9月からと言われた。
それでは控除が数ヶ月しか受けられない…」と、がっかりした様子。
そう、私が行ったネットでの操作が、最後の肝心な部分で不完全だったのです。
そこで私が電話を代わり、
ネットでのiDeCo審査申し込みでつまずいていた操作を教えてもらうと……
あっさり完了!
なんと、ずっと悩んでいた手続きが、わずか数分で終わってしまったのです。
書類でのやり取りではなく、ネットで全て完結できることにも驚きました。
まとめ:やっぱり「自分ごと」として関わることが大切だと痛感
今回のこの一件で、私が一番反省したのは
「良かれと思ってやったこと」が、
結果として夫の気持ちや状況を置き去りにしてしまっていたということです。
たとえ夫が不機嫌になろうとも、面倒くさいと言っても、
自分の申請は自分自身が認識し、
主体的に手続きを進めることが何よりも大切だったのだと痛感しました。
私の安易な提案が、かえって混乱を招いてしまったのです。
思い返せば、仕事でも生活の中でも、こうした
「良かれと思って先回りするけれど、かえって事態を複雑にする」
という経験が多かったな、と改めて気づかされました。
面倒でも、「自分ごと」として関わることの重要性。
そして、人との適切な距離感が掴めないという長年の課題を再認識することにもなりました。😥
一歩ずつですが、この気づきを胸に、また今日も前に進めたんだと思い直すことにしました。
深く呼吸を整えながら、これからも「自分ごと」を大切にしていきます。
最期までよんでくださってありがとうございました。
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