50代、これからは "ねばならない" を手放して

心と体をゆるめて、静かに整える
元公務員あじっちが、気持ちを軽くするヒントを綴ります。

はじめての方へ

【50代FP2級試験を受けてみる】FP日記#7|FP試験を一月延期しました(>_<)私が気づいた“生活と制度のつながり”

50代から
50代からFP2級の資格に挑戦してみる

🌿50代で再スタートを切った元公務員、あじっちです。
現在、FP2級の資格取得を目指して学習中ですが、当初予定していた 7月24日の受験を、8月下旬に延期することにしました。

やると決めたのに、また先延ばしか……と落ち込んだ気持ちもありましたが、学習が間に合わず、無理のないスケジュールに切り替えることにしました。


試験を延期した理由と、今の学びの進め方

2月にFP3級を受験し、すぐに2級のテキストに取りかかったのですが、4月〜6月はほとんど勉強が手につかず……。7月に入ってようやくやる気が戻り、過去問やテキストに再挑戦してみたものの、繰り返しの学習が自分には必要だと実感しました。

最初は勢いでスタートするも・・・失速したのでした。

自分のことを「わかっているつもり」でも、実際はわかっていない
……まさに、わたしあるあるです。

現在のFP試験は CBT方式(通年受験可能) に変わったため、日程の変更も柔軟に対応できます。ありがたい制度の変化に助けられ、7月21日のうちに日程変更の手続きを完了しました。


法改正でテキストの内容も変わる

当初使用していたテキストは「2024年4月基準」でしたが、6月以降の試験は「2025年4月1日時点の法令」が基準となります。基礎控除の見直しなどの税改正があり、国税庁の改正資料を確認しながら、テキストに加筆・訂正しているところです。

紙や情報が増えるのは少しストレスですが、「これは自分の生活にもつながる学び」だと感じながら進めています。


実務で経験した“扶養と収入”の難しさに悩んだこと

今回の税改正で、年収103万円→123万円まで非課税となる一方で、**社会保険の扶養基準(年収130万円未満)**は据え置かれています。

この「制度のはざま」で起きる問題を、私は公務員時代に何度も経験しました。

非常勤職員の方からは「扶養を外れないようにしたい」と相談があり、月収108,333円を超えないように勤務日数と時間を調整する必要がありました。

私が勤務していた職場では、実際に「扶養を外れていた」と後から分かり、その時点から遡って社会保険の変更手続きが必要になったケースもありました。
医療機関にかかっていた場合、医療費の取り扱いにも影響が出ることがあり、共済組合や自治体と調整を行いました。

※これは当時の私の勤務先での経験であり、現在の制度や自治体・組合によって対応が異なる場合があります。
一定の条件を超えると、国民健康保険への切り替えや保険料の支払いが求められることがあるため、事前に確認しておくことが大切だと感じました。


あのとき、自分を責めていた

ある職員さんには、大学生のお子さんがいて、夏休みにアルバイトで収入が増え、平均月収が上限を超えてしまい、扶養から外れてしまうケースがありました。

こうした手続きを通して、私はとても気持ちが乱れてしまいます。
「もっと早く気づいていれば」「知らなかったでは済まされない」と、自分をひどく責めていました。

上のような時、「あなたが働き過ぎたから」など、家族の中でお子さんが嫌な目にあっていないかと、お家まで説明に伺ったこともありました。

「本当にこの方たちの生活を守りたい」
と思っていたし、

制度の正しさ以上に、心を届けたかった
そんな気持ちでいたことを、今でも覚えています。

それでも、何かミスがあるたびに
「自分のせいだ」と責め倒す私がいました。

しかし今思えば”やりすぎだった”と(^^;)
当時、制度と現場のはざまで、どうにか助けたくて走り回っていた自分 を今は少しだけ、肯定してあげたいです。

「よく頑張ってたね。走り回ってたね」と。


暮らしとつながる「制度の学び」

今回の改正は、特定扶養親族(19〜23歳)への配慮も含め、頑張る若者を応援する優しい制度だと感じます。
そして、制度と生活のつながりに気づけたのは、過去の経験があったからこそだと思います。

今、こうしてFPの勉強をしていて思います。

法律って、私たちの暮らしの「凸凹」を少し平坦に近づけてくれるものかもしれませんね。


まとめ:今、私が見えてきたこと

・FP2級試験を一月延期。無理せず、自分のペースで学び直すことに

・CBT方式で柔軟に日程変更ができるのはありがたい

・税制改正と社会保険制度の違いを再確認中

・実務経験と学びがリンクし、生活のヒントに

・法律は、生活に寄り添う「整える力」を持っている

今日も暑いですが、読んでいただいた方もお体に気をつけて過ごしていてくださいね!

わたしは勉強頑張ります!

最後までよんでくださってありがとうございました。

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