こんにちは、あじっちです。
当ブログにお越しいただき、ありがとうございます。
このカテゴリでは、心が軽くなる考え方や、「こうあるべき」に縛られない生き方について、私自身の経験をもとに綴っています。
今日は「朝のコーヒーの香りと、呼吸の話」をテーマに、夢の余韻・日々の気づき・そして心の断捨離について書いてみました。
夢と目覚めと、現実への着地
朝、目が覚めたとき、まだ夢の中の気分を引きずっていることがあります。
多くは、仕事をしていた頃の夢。
懐かしい同僚たちと笑い合い、心地よく目覚めるのですが、ふと「あ、仕事を辞めたんだった」と現実に戻るのです。
それは決してネガティブな感情ではなく、むしろ冷静な受け止め。
「離れてよかった」と、どこか落ち着いた気持ち。
でも、夢の中での私は当時のまま。
あの頃の私は「笑っている=楽しい職場」と思い込んでいたような気もします。
けれど今の私は、「あの笑顔は本当に心からのものだったのかな?」と、少し離れた場所から静かに問い直しています。
コーヒーの香りと、呼吸の役割

洗顔を終え、夫のために簡単なお弁当を作ります。
夫は片道52kmの通勤。毎朝、車で出勤していきます。
申し訳なさを感じながらも、「考えすぎは良くない癖なんだ」と、呼吸を使って心を落ち着ける練習をしています。
ときには息を吸い込んで止め、また深呼吸して流すように。
朝のコーヒーを淹れると、狭い部屋いっぱいに香りが広がります。
その香りを鼻から吸い込む瞬間、「ああ、生きてるな」と思います。
香りを“鼻で吸い込む”ことで、心のざわつきをひとつずつ手放していく感じです。
送り出す背中に、願いを込めて
シャワーを浴びて出勤の準備を整えた夫を見送り、私は家の前で車が出ていくのを見届けます。
夫は小さな生き物が好きで、カラスやすずめをよく観察します。
そんな自然体の彼を見送りながら、「今日も無事に帰ってきて、疲れないように」と祈るような気持ちになります。
そのたびにまた、胸の奥にある“申し訳なさ”が顔を出します。
でも私は、やっぱり深呼吸。鼻から吸って、口から出して、
心の中の余計なものを、ひとつずつ風が流してくれたら良いなと思います。
思考のクセと、私なりの断捨離
夢がよく仕事の場面なのは、きっと長年の「心の使用頻度」が高かったから。
でも今の私は、急にオセロのように裏返るような急展開はなく、
代わりに「静かに見つめ直す時間」を持てるようになりました。
朝のざわざわした思考。
ときにめんどくさい自分自身の心。
でもそんな自分と丁寧に向き合って、
「どうした?」「いまはこうしようか」と、日々手を取りながら進んでいます。
まとめ

- 明け方の夢に、感情を揺さぶられることがある
- 夫の長距離運転に自責を感じるが、呼吸で自分を落ち着ける
- 仕事を離れてよかったという思いが、日々強くなっている
今日の小さな学び
「何かを手放すこと」は、大きな決断じゃなくてもいい。
深呼吸や、香りを感じること、ざわざわした思考に「また来たな」と気づくこと。
そんなふうに、毎日の中で少しずつ、心を整えていけたらいいと思います。
これまでの私は、盗塁をしたり、3塁打をねらっていた目線でした。
今は、キャッチャーのように、ただ受け止める生き方を目指して。
そんな50代の私を、今日はちょっとだけ褒めてあげたいです。
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