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【心の断捨離】人間関係を断捨離した私が、今も抱える“切なさ”の正体

心のこと
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こんにちは、あじっちです。当ブログ にお越しいただきありがとうございます。

このカテゴリでは、心が軽くなる考え方や「こうあるべき」に縛られない生き方について、私自身の経験をもとに綴っています。

断捨離って、モノだけじゃない。
人との関係だって、ときに自分をしばっていることがあります。


幼いころから感じていた、説明できない「苦しさ」

私は子どもの頃のことを、よく覚えています。
幼稚園、小学校低学年、そして学年ごとに思い出す場面があるのです。

活発で、クラスの人気者になりたくて頑張っていた私。
優しくて親切な友達もいました。
片づけが苦手で、夢中になると周りが見えなくなる私を、

そっと支えてくれるような子たちです。

でも、そんな大切な存在が…
ある時から「苦しく」なってしまうのです。
急にではないけれど、だんだんと、親切や優しさが重たく感じるようになってくる。

そして、私は自分でも理由がよくわからないまま、そっけない態度をとってしまいます。


距離が近づくと、心が逃げたくなる私

中学生になっても、その感覚は消えませんでした。
仲良くなったはずの友達との距離が、急に重たくなる。

そして、就職してからも…
信頼する先輩や上司との関係でも、同じことが起こりました。

濃密な関係になればなるほど、私の心は「苦しい」と感じてしまい、
ある時を境に、急に自分の態度が変わってしまう。
きっと相手は戸惑ったはずです。理由がわからないのだから。


「意地悪なのは私」ずっとそう思ってきた

そのたびに私は、「自分は意地悪な人間だ」と責めていました。
どうして素直に、感謝して仲良くできないのか。
自分でも、コントロールできない感情の揺れに、何度も悩んできました。

でも、ある時ふと気づいたんです。
私は“誰かに強く求められること”や“相手の期待に応え続けること”が、苦手なんだと。


今の私は、ようやく息がしやすくなった

仕事を辞め、組織を離れた今。
私は家族を中心に、静かに暮らしています。
距離を置いた人間関係の中には、もう修復できないものもあるけれど、
「自分を守るために手放した」と、今では思えるようになりました。


【まとめ】

人間関係の断捨離は、決して「意地悪」なんかじゃない。
自分の心を守る、ひとつの方法です。

私は今も、過去の自分に対して切なさを感じることがあります。
でも、あの時の私も、必死だった。
ただ、自分のままで居たかっただけなんです。

もしかしたら、この記事を読んでいるあなたも、
同じような“心の癖”に悩んでいるかもしれません。

そんなあなたに、少しでも「ひとりじゃないよ」という気持ちが届きますように。

📝
※これは過去の自分を振り返り、いまの私が素直な気持ちで記録しているものです。
読んでくれた方が「ひとりじゃない」と思えるきっかけになれば嬉しいです。

最後までよんでくださってありがとうございました。

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