50代、これからは "ねばならない" を手放して

心と体をゆるめて、静かに整える
元公務員あじっちが、気持ちを軽くするヒントを綴ります。

はじめての方へ

一日一食は誰にでも向いている?在宅と外勤で変わるダイエットの現実

暮らし
暮らし

🌿50代で一日一食をゆるく続けていたら、気づけば「痩せすぎ」ていました。現在は、ダイエットの呪縛から逃れて、健康に生活するために試行錯誤している、元公務員のあじっちです。

今回は、現在の暮らしから見えてきた、「食」への考え方について振り返ってみます。

  • 在宅と外勤で「一日のエネルギー消費」がどう違うか
  • 食べ方や呼吸など、体に与える影響
  • 50代から考えたいダイエットと健康のバランス

1. 在宅中心の生活(今の私)

  • 朝夫を見送って、午前中は資格学習
  • お昼は飴をなめる程度、午後は買い物で1〜2km歩く
  • 晩ご飯のあとにアイスを楽しむ

朝、夫を見送って軽く家事を済ませたら、資格の学習が私の一日のスタートです。コーヒーを片手にパソコンやテキストを開き、問題を解きながら午前中を過ごします。

お昼頃になると、特に食事はとらず、何となく飴を口に入れる程度。かわいい文鳥のシロに水浴びをさせて、午後からは買い物に出かけます。1〜2km歩いてスーパーへ行くのも、ちょっとした運動になっています。

夕方、夫が帰ってきたら晩ご飯を一緒に食べます。そして食後の楽しみはアイスクリーム。これが一日の小さなご褒美です。

👉 在宅中心の今は、自分のペースで生活を整えられるため、一日決まった時間に食べる必要はありません。朝食は、玄米食を食べています。ただしその分、痩せすぎてしまうリスクも感じていて、栄養バランスを意識しなければと考えています。


2. 外で働いていた頃の生活

  • 朝から出勤準備でバタバタ
  • 職場では掃除・来客・電話対応に走り回る
  • お昼は配膳や打ち合わせをしながら、ながら食べ
  • 夕方は買い物をして、帰宅後は夫の居酒屋ご飯作り

思い返すと、外で働いていた頃の私はまったく別の生活を送っていました。

朝は夫のお弁当作りから始まり、慌ただしく車で出勤。職場に着けばまず掃除、朝のミーテイングから始まります。

そして来客対応や電話、同僚との打ち合わせ、上司への決裁…。狭い部署内を小走りで動き回り、一息つく間もありませんでした。

お昼の時間になっても、休憩らしい休憩はなし。15人分のランチを配膳し、自分はほんの少しのおかずとご飯を慌ただしく口に入れるだけ。仕事をしながら食べで、味わう余裕はありません。

夕方になると、閉店前のスーパーに駆け込み、帰宅すれば夫の楽しみである居酒屋風の晩ご飯づくりが待っています。晩ご飯のときは、夫と一緒にお酒を飲むのが唯一の息抜き。食べることよりも「お酒を飲む時間」の方が中心でした。

当時の体重はおよそ50kg。今よりも体重はあったのに、食事はお酒中心で偏っていて、自分の体をいたわる余裕はまったくなかったのだと振り返ります。

👉 外勤の日々は、とにかく人に囲まれ、気を張り、体も心も消耗する毎日でした。一日一食どころか、ろくに休む間もなく動き続けていたのです。

エネルギーの消費の仕方を完全に間違えていました。そのことに意識を向けることも無く、気づこうともしていませんでした。


3. 今と昔の違いで気づいたこと

① お酒を飲まない生活

私は今、お酒を一切飲みません。これは本当に良かったことだと思っています。

テレビではあまり深く触れられないのですが、お酒がさまざまな病気に関与していることを、YouTubeや書籍から学びました。太る原因になるだけでなく、がんやアルツハイマーなど、多くの病気のリスクと関係しているのです

振り返ると、私はお酒を飲んでいた頃、食事をほとんど取らず、お酒だけで過ごすという一番体に悪い飲み方をしていました。世間では「おつまみが太る」とよく言われますが、実際にはお酒そのものも十分にカロリーがあります。

さらに、お酒の解毒には肝臓が働くため、肝臓は常に酷使されていました。その結果、解毒が追いつかず、中性脂肪が高くなったり、脂肪肝のリスクが高まるのです。お酒が確実に太りやすい体にしていました。そして、様々な健康リスクはお酒こそが大きな要因だと実感しています。

② 人と関わるエネルギー消費

当時は、ただデスクワークを中心に座っているように見えて実は膨大なエネルギーを使います。来客対応や会議、同僚とのやりとりなどで腹筋や表情筋、身ぶり手ぶりも総動員。家に帰るころにはぐったりでした。今は在宅で、人と関わる機会が少なくなり、体力の使い方が大きく変わったと実感しています。

③ 呼吸の浅さと深さ

外勤時代は常に緊張状態で、浅い呼吸ばかり。深呼吸なんてする余裕はありませんでした。今は意識して呼吸を整え、きれいな空気を取り入れ、長く吐き出すことで体の不要物が排出されている感覚があります。

④ 食事の仕方の違い

外勤時代は「ながら食べ」が当たり前です。栄養を摂っているつもりでも、体にはきちんと届いていなかったと思います。今は夜に一食しっかり食べるスタイルで、少なくても落ち着いて食事できることが大きな違いです。

「食をいただく」実感を意識することが大事だと思います。


4. 日本で在宅(テレワーク)できている人はどれくらい?

在宅と外勤では、一日のエネルギーの使い方が大きく違います。
では、実際に50代で在宅勤務をしている人はどのくらいいるのでしょうか。

調べてみると、日本全体で在宅勤務できる人はまだ多くありません。

  • 企業全体のテレワーク導入率(2023年)
    従業員100人以上の企業で、テレワーク制度を導入しているのは約 49.9%
  • 雇用型就業者に占める在宅勤務の実施率(令和4年度)
    実際に在宅勤務できている人は約 22.7%
  • 「週1日以上テレワーク可」の勤務先
    全体で約 19.4%

つまり、制度はあっても実際に利用できる人は2割程度にとどまっています。
多くの50代は今も外勤で働いていて、毎日エネルギーを大きく消耗しているのが現状です。

👉 だからこそ「ライフスタイル別のダイエット」が大切だと思います。
在宅中心なら一日一食でも調整しやすいですが、外勤なら小分けでエネルギーを補給するなど、働き方に合わせた工夫が必要になります。


5. 一日一食とダイエットの気づき

「食べなければ痩せる」のは事実です。私自身、在宅中心の生活で一日一食を続けていたら、気づけば痩せすぎて焦りました。

一方で、外勤のように体力も気力も大量に消耗する生活では、一日一食ではとてももちません。人と関わること、仕事で頭を使うことは想像以上にエネルギーを使います。

👉 大事なのは「ライフスタイルに合った方法」を考えてみることかもしれません。外勤なら小分けでエネルギーを補給する、在宅なら栄養を意識して少食でもバランスを整える。どちらも「健康を損なわない範囲で続ける」ことが必要だと思います。

そういう私は当時、このことを教えてもらっても素直に聞き入れていたかは、疑問なんですよ😓


まとめ

在宅と外勤では、一日のエネルギーの使い方も、食事の仕方もまったく違います。
食べなければ痩せますが、痩せすぎは免疫力低下にもつながります。

50代の私たちに必要なのは、「数字よりも健康」「痩せるよりも心地よく生きること」。
これからのダイエットは、自分の生活スタイルに合った形で取り入れていきたいですね。

「ダイエットとは」

この言葉の本来の意味は、食事管理や生活習慣を通して健康を維持すること
数字に振り回されず、心と体の声を聞きながら暮らすことが、「本当のダイエット」ですよね。

最後までよんでくださってありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました