🌿50代で生き方を選び直した元公務員のあじっちです。
大雨が降り続いています。
先日の猛暑とは一転して、今は災害への不安が頭をよぎります。
今回の記事は、先日の大雨で新幹線が止まったときに見た光景と、そのとき感じたことを記します。
まず初めに、このたびの大雨で被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
1. 雨の夜、珍しい光景に出会う
この日も線状降水帯が発生し、新幹線は午前中で運転を打ち切られたようです。
ニュースを見ると――。
画面越しに、ホームには灯りをつけたまま停車している「のぞみ号」が見えました。
地方の夜に、長い車両が静かに止まり続けている光景。鉄道ファンならきっと喜ぶ、めったに見られないシーンです。
けれど同時に、「運休になった乗客の方はどうしているのだろう」と胸が痛みました。
2. 大雨で新幹線が止まったとき、乗客はどうなる?
今回のように、大雨で新幹線が途中で止まった場合はこうなります。
- 駅に着いた時点で降車案内。車内で長時間待たせることはほぼありません。
- 改札を出るか、構内で待機します。
- 電気がついていても、停まっている車両の中は空。翌日の再開に備えて留置しているだけです。
その後は、自分でホテルを探す、他の交通手段を探す、駅で夜を明かすなどになります。
自然災害による運休は「不可抗力」扱いのため、宿泊費や交通費は自己負担です。
長距離移動をする方は、旅行保険やクレジットカードの「交通機関遅延補償」をつけていることもあるそうです。
3. 災害が身近になっていく感覚
スマホから何度も鳴る大雨の警報音驚きます。
そのたびに胸がざわつきます。
「どこに住んでいるから安全」という時代ではないのかもしれません。
先日の津波警報の時もそうでしたが、自然災害は確実に、私たちの暮らしのすぐそばにあります。
4. 家の中の小さな無念

家に戻ると、文鳥のシロが元気に飛び回っています。
シロは夫が大好き。しかも3か月ぶりに帰省した息子にも夢中です。
普段は私にべったりなのに、この日は全く来ません。
夫と息子の間を行き来し、私の前は通過するだけです。
その光景に、想像以上に胸がチクンとしました。
さらにシロは夫の飼っているカブトムシにも興味津々です。
ここでも私は完全に蚊帳の外です。
外では大雨で新幹線が止まり、家の中ではシロが私をスルーして飛び回る――。
規模も重みも全く違いますが、「自分ではどうにもできないこと」という共通点に、なんだか少しだけ笑ってしまいました。

5. おわりに
大きな災害も、小さな日常の出来事も、思い通りにならないことがあります。
ただ、災害は命や生活に直結する重大なこと。
日常の小さな無念は笑いに変えられても、災害はそうはいきません。
だからこそ、備えや情報収集は怠らずにいたいと改めて思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。🌿50代で生き方を選び直した元公務員のあじっちです。
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