家族が集まる日の、いちばん現実的な答え

私は家庭をもってから、いつも何かを心配しています。
夫と息子が事故にあわないか、冷蔵庫の中身が足りているか、昨日は卵の特売日だったのに買い忘れていないか——。
以前は自分のことだけを考えていればよかったのに、
いつの間にか生活は「家族を守る側」へと大きくシフトしました。
中でも、家事、とくに食事。
嫌いではないし、できるだけちゃんとやりたいと思っています。
でも、年末になるとその「ちゃんと」が、少し重くなるのです。
年末、家族が揃うと食事のことばかり考えてしまう

今年は、クリスマスが終わった頃からお正月明けの日曜日まで、家族がそろいます。
元旦はおせちとお雑煮。これは決まっています。
でも問題は、その前後の晩ごはん。
- 夫は揚げ物が苦手
- 息子は20代で、しっかり食べたい
- 我が家はアパート暮らしで、BBQはできない
「何を作ろう」「何が楽だろう」
考え始めると、年末が来る前から疲れてしまいます。
「ちゃんと作らない」と決めたら、気持ちが楽になった

そこで今年は、ひとつ決めました。
年末の食事は、がんばらない。
考えなくていい形を、先に用意しておく。
その結果、私が選んだのがこの4つです。
① 卓上コンロがあるだけで、年末の夜が回り出す

我が家で一番助けられているのが、卓上コンロです。
夏の帰省時、試しに卓上コンロで焼き物をしたところ、
息子がよく食べたのが「鶏肉」。
一口大に切った鶏肉を、鉄板にのせて塩こしょう。
油は下の水受けに落ちるので、ホットプレートのように油を食べすぎません。
- 火力が安定している
- 焼くだけで済む
- 片づけもラク
「作る」から「焼く」へ。
この差は、年末にはとても大きいです。
我が家はアパート暮らしなので、
煙が少なく、後片付けがラクなことを一番重視しました。
👉 私が使っている卓上コンロは、こういうタイプです

卓上コンロがあると、
台所に立ち続けなくていいのが一番助かりました。
「焼くだけ」で、家族が満足する夜が1日確保できた感じです。
② 息子も夫も満足した、焼き鳥みたいな夜
この日の食材は、だいたいこんな感じです。
- 鶏もも肉 600g
- 鶏皮串 10本
- 砂肝 1パック
- 豚バラ串 10本
- 玉ねぎ、にんじん、ししとう
- もやし、キャベツ
- 魚肉ソーセージのホイル焼き(事前準備)
特別なことはしていません。
切って、並べて、焼くだけ。
牛肉は少しくどいから、と息子。夫も同じです。十分満足している姿を見て
「これでいいんだ」と思えました。
牛肉より鶏肉のほうが、息子も夫も好きなようです。
量を気にせず出せるのが助かっています。
👉 こういう焼き鳥セットがあると、さらに楽です

量も栄養も“足りた”と思えた夜は、気持ちが楽だでしたよ
③ 切るだけで済む、鍋は年末の味方
年末までの食事は、鍋も定番です。
今年は、以前ふるさと納税で頼んでいたもつ鍋が、年末に届くようにしてありました。
これも息子の好物。
- キャベツ
- ニラ
- もやし
- にんじん
野菜を切って、スープを入れて、もつを入れるだけ。
最後はちゃんぽんで締め。
「ちゃんと作った感」はあるのに、
実際にやっているのは、ほとんど下準備だけ。
👉 年末に届くようにしていた、ふるさと納税のもつ鍋

どうせ使う食費なので、年末の“助け”に変えた感じです。お得感がありますよ。
④ 正月は「作らない」と決めたら、心が軽くなった
お正月は、おせちとお雑煮。
でも今年は、
全部を自分で作らないと決めました。
- 取り寄せるもの
- 自分で作るもの
役割を分けるだけで、年末の気持ちがずいぶん違います。
👉 我が家が注文したおせちは、こういうタイプです
💡お正月のおせち候補メモ
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作らないと決めたことで、年末が始まりました。
年末の食事は、「がんばらない準備」でいい
私は料理が嫌いなわけではありません。
でも、年末は疲れます。
だから今年は、
考えなくていい仕組みを、先に用意することにしました。
これだけで、年末の見通しが立ち、
気持ちが少し軽くなりました。
年末の食事は、
がんばらなくてもいいと思います。
先に少しだけ考えておく。
それだけで、気持ちはずいぶん軽くなります。
同じように「しんどいな」と感じている方の
ヒントになれば嬉しいです。
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