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50代で家を手放す決断|ローンが残っていても進める手順と心の整え方【実体験・前編】

お金と制度
お金と制度固定費の見直し
家を手放すという選択|連載
前編:決断と手順(今お読みの記事) / 後編:

こんにちは、あじっちです。当ブログにお越しいただきありがとうございます。
このカテゴリでは、50代からの人生の整え方や、これからどう暮らしたいかについて、私自身が模索していることを書いています。今の自分だからこそ感じたことを、正直に綴ってみました。

50代、暮らしの見直し。家を手放すという選択【前編】

忙しさとストレスで体も心も限界だった頃、私たちは家を手放す選択をしました。
それは「終わり」ではなく、暮らしの再設計のスタート
本記事では、判断基準 → お金の見える化 → 売却の流れ → 荷物の仕分け → 家族の合意 → 移住先の選び方を、私の実体験とともにまとめます。

結論:手放すは「敗北」ではなく「回復の一手」

固定費・維持管理・事故/災害のリスクを今の自分の暮らしサイズに合わせ直す行為。
体調と生活動線を最適化できたら、それは十分な成功です。

手放す/続けるの判断基準(当てはまる数を数える)

  • 医療・買い物・駅が徒歩20分圏にほぼ無い
  • 固定費(ローン+税+修繕+光熱)が家計を圧迫
  • 家にいると体調や気分が悪化しやすい(人間関係含む)
  • ローンは残るが、売却+移住で総コストが下がる見込み
  • 将来の暮らし方(仕事・介護・通院)と家の仕様/立地が合わない
    3つ以上なら具体検討へ。

お金の見える化(ざっくりでOK)

  • 今の家(月):ローン+固定資産税÷12+火災保険/修繕÷12+光熱・交通・庭/設備
  • 売却コスト:仲介手数料・登記等・引越費用
  • 移住後(月):家賃(共益)+交通+医療アクセス
    売却後の月コストが十分に下がり、体と心に余白が生まれるならGO。

売却の流れ(無理なく進めるコツ)

  1. 査定は2~3社(相見積もり)
  2. 媒介契約は連絡密度で選ぶ(一般/専任)
  3. 写真は明るく・暮らしが想像できる程度(やり過ぎ修繕は不要)
  4. 内見は匂いと光だけ整える(生活感は少し残す)
  5. 売買契約→引渡し(ダンドリ表を共有し、日程の二重予約を防ぐ)

メモ:査定額は1社だけで決めない。根拠の説明が納得できる会社を。

荷物の仕分け「3箱ルール」

  • A:今すぐ使う(新居へ直行)
  • B:悩む(箱に日付→90日後に再判定
  • C:手放す(寄付・資源回収・下取り)
    写真や手紙は10枚だけ現物、残りは撮影してデータ化。
    避難箱は実家に置く場合も箱に日付ラベル+1年後に再判定

家族の合意(思い入れの扱い方)

  • ありがとう宣言 → 事実共有 → 選択肢の順で話す。
    例)「あなたのこだわりが詰まった家に感謝。いま私の体は○○。維持費は月○円。手放す/1台運用/部分賃貸の3案で考えたい」
  • 思い入れの強いモノは写真アルバム化+“1点だけ現物保存

移住先の選び方(50代の守りを優先)

  • 医療:内科・総合病院までの時間
  • 交通:バス/電車の本数、徒歩の安全性(歩道・横断)
  • 買い物:徒歩圏にスーパー/薬局が1つ
  • 住コスト:賃料+光熱の合計が前住所より下がる
  • 騒音/治安:日中と夜で2回確認

引っ越しタイムライン(目安60日)

  • D-60~45:査定・媒介/粗大ゴミ予約
  • D-44~30:内見対応/A・B・C箱へ仕分け
  • D-29~15:売買契約/インフラ解約・開通予約/転出入準備
  • D-14~7:段ボール詰め8割/重要書類は透明ファイル1冊に集約
  • D-6~当日:貴重品・薬・通帳は手持ち/旧居は簡易清掃のみ

私の実体験(要約)

ローンが残る築20年超の家。体調悪化と人間関係の疲れが重なり、夫が「手放そう」と背中を押してくれました。
査定~売却手続きは想像よりスムーズ。荷物は3箱ルールで一気に軽くなり、移住後は徒歩+公共交通の生活へ。
「持たない」ことで家計と心に余白が戻りました。いまは小さくても心地よい暮らしに満足しています。

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