🌿50代で一日一食をゆるく続けていたら、気づけば「痩せすぎ」に。人間ドックの結果に思わず焦ってしまった、元公務員のあじっちです。
先月の人間ドックの結果が届き、1か月半が経ちました。
いくつか気になる数値がありましたが、最も衝撃だったのは「体重が予想以上に軽すぎた」こと。
少しずつ暮らしを見直していますが、体重はなかなか思うように増えていません。
「痩せていればいい」と思ってきた私にとって、これは大きな気づきでした。
50代女性に多い「痩せすぎ」のリスクとは?健康を損なう落とし穴
昭和・平成の時代は「痩せている=良いこと」という風潮が強く、私自身も長い間その価値観に縛られてきました。
多くの同世代の女性が、雑誌やテレビを通して「スリムこそ美しい」というメッセージを浴びて育ちました。だからこそ「太らないこと」にばかりに意識が向いていたのです。
”痩せてきれいになった”という言葉が溢れていました。
しかし、50代を過ぎると痩せすぎはむしろ健康リスクにつながります。
筋肉量が減り免疫力が落ちる、骨がもろくなる、体力が続かない…。
「痩せていれば幸せ」という発想は、若い頃の幻想であり、決して幸せはではありません。
今の私にとっては危うさに変わっていました。
痩せすぎ
何でも過ぎると良くないことがわかりました。
父の姿から学んだ“痩せすぎ”の怖さ
私の父は二年前に亡くなりました。
先日、ふと鏡を見たとき、亡くなる直前の父の痩せこけた頬と自分の顔を重ねてしまったのです。
親子だから年齢とともに似てくるのは自然なことかもしれません。
でも、そのときは「これは危ないサインだ」と直感しました。
怖さと同時に、「健康に生きるために体を整えなければ」と心から思えた瞬間でもありました。
人間ドックで判明した私の数値【163cm・41kg・BMI15.5】
今回の結果で表示された数値は、身長163cmに対して体重41kg、BMIは15.5。
なんと、小学3年生の頃と同じ体重でした。
当時は真っ黒に日焼けして“元気のかたまり”のような子どもでした。
でも今の私は50代。生活習慣も基礎代謝も違います。
「さすがにこのままではいけない」──結果用紙を見て強く感じました。
コーヒーと飴だけの生活で気づいたこと
私はこれまで、朝も昼もほとんど食べず、コーヒーと飴でやり過ごし、夕食だけしっかり食べる生活を続けていました。
体にエネルギーを与えていないのに、頭では「私は大丈夫」と思い込んでいたのです。
でも、時折お肉を食べたくなることがありました。無性にほしいときがあったのです。(何となく仮面ライダーアマゾンを思い出しながら)
その感覚は、体が「タンパク質が足りない」「もっと栄養が欲しい」と訴えていたのかもしれません。
生きるために。
私の体は、ずっと声を上げていたのだと思います。
朝食を取り入れて少しずつ体を整える工夫
人間ドックの結果をきっかけに、朝食を取り入れることにしました。
夫のお弁当の残りのおかずや、冷凍しておいた玄米ごはんを少しずつ。
玄米は実家から分けてもらったもので、精米せずに保存していました。「体に良さそう」という直感から、朝ごはんに取り入れてみることにしたのです。(イメージだけで玄米を取り入れました)
その結果、41kgだった体重は42.5kgに。
大幅には増えませんでしたが、私にとっては「体に栄養を届けられた証拠」でした。
まとめ:50代のダイエットは「痩せすぎない」ことが大切
今回の経験で痛感したのは、ダイエット=痩せることではないということ。
むしろ50代からは「痩せすぎない」工夫が健康を守るために必要だと感じています。
体重計の数字は健康の指標です。
以前は減るたびに喜んでいましたが、今は逆に増えたら嬉しい。
「ダイエット」という言葉の本来の意味は、食事管理や生活習慣を通して健康を維持すること。
数字に振り回されず、心と体の声を聞きながら暮らすことが、私にとっての「本当のダイエット」です。
👉 あなたはどうですか?
体重の数字ではなく、体を整えることに目を向けてみませんか?
こんな、ちょっと頼りない体の私ですが、それでも「健康で長く生きたい」と思っています。
同じ世代のあなたと、一緒にゆるく続けていけたら嬉しいです😊
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