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【50代の保険見直し】“公的→必要額→減額”の順でムダを月2万円カットする

毎月2万円の無駄に気づいたことによって生活を見直すきっかけを提案する画像 お金と制度
お金と制度固定費の見直し

本記事にはアフィリエイト広告を含みます。内容は筆者の体験と一般情報に基づきます。制度・税・保険商品の最終判断は、必ず各公式情報や担当者へご確認ください。


はじめに|「知らない安心」を知って、軽くなった

意気揚々と前進する50代女性の画像

元公務員のあじっちです。
更年期の不調と向き合いながら暮らしを小さくしたある日、毎月2万円も“怖さのための保険”を買っていたと気づきました。
FPの勉強を始め、公的医療・年金の守備範囲を知った瞬間、発想が「全部守る→必要だけ補う」へ。そこから固定費は月約2万円ダウン。心にも呼吸が戻りました。

本記事は、私が実際にやった3ステップの見直し手順を、50代向けにやさしく整理したガイドです。

今日、机に証券を1枚出すところから始めましょう。


✅ 要点ボックス(1分で把握)

  • 結論:保険は公的制度を知ってから見直すとムダが消える
  • 順番:①公的の守備範囲 ②必要保障額の把握 ③証券ベースで減額→解約→乗換え
  • 効果:私はこの順で毎月約2万円の固定費をカット
  • 迷ったら:一度で決めず“保留フォルダ”で1か月寝かす
  • 困ったら:無料相談で第三者の目を借りる(後述CTA)

1. 公的制度の“守備範囲”を先に押さえる(土台)

「もし入院が長引いたら?」「働けなくなったら?」——不安の輪郭が曖昧なほど、保険は増えます。

まずは制度でどこまで守られるかを知って、民間は“余白”だけに。

公的医療の基本

  • 自己負担は原則3割(年齢・所得区分で異なる)
  • 高額療養費制度:月の自己負担に上限。超過分は払い戻し
  • 限度額適用認定証を事前に出すと、窓口支払いを最初から抑制
  • 傷病手当金(会社員・協会けんぽ等):病気やケガで働けない間、給与の約2/3を最長1年6か月

公的年金の“もしも”

  • 遺族年金・寡婦年金・遺族厚生年金:遺された家族の所得補填
  • 障害年金:病気やケガで働けない場合の生活補助

ポイント:まず制度で埋まる額を見積もる。足りない分だけ民間で補う。


2. 必要保障額を“ざっくり”見積もる(カンペ作り)

計算はざっくりでOK。紙1枚にメモしましょう。

  • 医療
    ① 自身の所得区分の上限額(高額療養費)
    ② 想定入院日数×差額ベッドや食事負担の目安
    自己負担の目安=①+②−共済や勤務先給付
  • 死亡
    葬送費 + 当面の生活費(○か月) + 未返済費用 − 貯蓄・退職金予定 − 遺族年金見込み
    → 残りが必要保障額の目安
  • 就業不能
    当面の生活費 − 傷病手当金(対象なら)
    → 所得補填の足りない幅だけを検討

ここまでで、「本当に必要な“穴”」が見えます。


3. 証券を並べて「減額→解約→乗換え」の順で整える(実戦)

保険の見直しのときの画像

3-1. 見える化シート(写すだけ)

契約会社/商品名/契約者(被保険者)
保障内容(医療・がん・死亡・就業不能 など)
月額保険料/払込満了年齢
解約返戻金(現時点)/満期
重複の有無(公的でカバー?)
処方:①減額 ②解約 ③乗換え ④保留(1か月)

A4で印刷して冷蔵庫に貼ると、家族で共有でき先延ばしが減ります。

3-2. 処方の順番

  1. 減額/特約外し:使わない特約をまず整理
  2. 重複の解約:医療×医療、がん×三大疾病などの被りを解消
  3. ピンポイント乗換:どうしても怖い“穴”だけ小さく補う(例:先進医療特約・就業不能の最低限など)

コツ“保留フォルダ”を作って1か月寝かす。勢いで解約しない。返戻金・税・健康告知の可否を要チェック。


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私の失敗と転換点|“怖さ”で買っていた2万円

  • 内容不明のパッケージ(医療+終身+特約てんこ盛り)
  • 「断れない性格」で人間関係の負担を保険料で埋めていた
  • FP学習で高額療養費や限度額認定を知り、“知らない安心”に気づく
  • “制度+必要最小限”に切り替え、月約2万円ダウン

盲点は「安心=契約数」と信じていたこと。
今は「安心=仕組みを知る×必要を選ぶ」
に変わりました。


ケーススタディ|50代・よくある3パターンの整え方

調べ物をする女性の画像

パターンA:医療が重複・特約過多

  • 症状:日額医療×2本、がん特約+三大疾病特約が重複
  • 処方:特約を片方で集約/日額は自己負担の上限差額に合わせて縮小

パターンB:死亡保障が子育て期のまま

  • 症状:子が独立後も定期の高額死亡保障を継続
  • 処方葬送+当面の生活費に合わせて減額/払済延長定期で保全も検討

パターンC:就業不能が不安(自営業)

  • 症状:病気で働けない期間の生活費が怖い
  • 処方公的の有無(国保に傷病手当は原則なし)を確認し、最低限の所得補填をピンポイントで

よくある失敗と回避策(3つ)

  1. 公的を知らずに民間を重ねる
     → 先に制度の守備範囲を確認。上限額・手続き・給付時期をメモ。
  2. セット契約の安心感に流される
     → 必要なピースだけに分解。内容がわからない“安心料”は削る。
  3. 人間関係で解約をためらう
     → 判断は家計と体調の安心>周囲の目。保留→再確認でOK。

Q&A(不安の多い順)

Q1. 医療保険は不要になりますか?
A. 一律ではありません。公的の上限+自己負担の差額で考えると整理しやすい。持病・家族歴・貯蓄で調整を。

Q2. 高額療養費はいつ戻りますか?
A. 原則事後申請ですが、限度額適用認定証を事前に出せば窓口負担を抑制できます。詳細は加入制度・自治体へ。

Q3. 学資・終身を解約すると損?
A. 返戻率・税・代替手段しだい。減額・払済で守る選択も。生活防衛資金>保険を優先。

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関連記事(内部リンクは3本まで)


「心の断捨離」と保険見直しは双子

  • 不要を手放す:過剰な特約=過剰な人間関係
  • 必要を選び直す:自分の暮らしに合う保障=心地よい距離感
  • 安心が増える:仕組みを知る→不安が減る→暮らしが軽くなる

私にとって、月2万円の固定費ダウン=心の余白の増加でした。


まとめ|“知る→選ぶ→小さく補う”で十分

  1. 公的の守備範囲を知る
  2. 必要保障額をざっくり把握
  3. 証券を減額→解約→乗換えの順で整える

変えすぎなくていい。仕組みを知って、必要だけ小さく補う。
今日の一歩は、証券を1枚机に出すことです。


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※本記事は個人の体験に基づく一般的情報です。制度・税の最終判断は公式情報や専門家にご確認ください。

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