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50代になって、もう一度机に向かうということ

先週、旅行で久しぶりに自然にふれ、気持ちをリセットしたばかりでした。
ところが翌日から喉の痛みとだるさ。熱はないけれど鼻水と体の節々の痛みがあり、病院も混んでいて受診できず、家で静かに過ごしています。
そんな中、7月に申し込みをして延ばしに延ばしてきたFP2級の試験が、いよいよ来週に迫りました。
体調も気持ちも万全とは言えませんが、「このまま終わりたくない」と思えるほど、ここまでの時間が私にとっては大切でした。
勉強との向き合い方が、若い頃とはまるで違う
学生時代、勉強は“やればやるだけ結果が出る”ものでした。
一方、50代の今は、体力や集中力に限界があり、頭の回転もスピードも違います。
このことは言い訳なのか、脳科学的にはどうなのでしょうか?
でも、経験や人生の理解力という武器があります。
| 比較項目 | 学生時代 | 現在(50代) |
|---|---|---|
| 勉強時間 | 1日15時間でも平気で集中 | 家事や体調の波で1日5時間が限界(全く手をつけない2週間の繰り返しの4ヶ月(^^;)) |
| 記憶方法 | テキストと問題を繰り返す | 体験や制度と結びつけて覚える |
| 学びの姿勢 | とにかく必死に詰め込む | 「わかるまで」「納得できるまで」 |
| 学習環境 | 家族や仲間と支え合い | 夫と息子が温かく見守ってくれる |
| 目的 | 就職・進路のため | 人生を豊かにするための知識 |
| 意欲 | 「これしかない」と焦り | 「知ると気持ちが軽くなる」と穏やかに |
かつての「必死に覚える勉強」から、今は「理解して自分の暮らしに落とし込む勉強」へ。
たとえば、社会保険や税金、相続の制度。
どれも教科書の中だけでなく、自分や家族の生活に直結するリアルな知識だと実感します。
FPを学ぶ理由。「知らない不安」からの解放

私がFP資格を目指そうと思ったのは、
この年齢になってようやく「社会の制度を知らなすぎた」と気づいたからでした。
・家計の見直しも“なんとなく”
・医療費や共済も“人まかせ”
・老後資金や年金も“漠然とした不安”
そんな中で、「制度を知れば、心が軽くなるかもしれない」と思ったのです。
知識があると、
・ムダな不安が減る
・選択肢が広がる
・自分で判断できるようになる
その安心感が、今の私にとっての一番の学びの価値でした。
勉強が続かない日も、「できなかった」ではなく「休めた日」と考える
FPのテキストを開いても頭に入らない日。
動画講義を観ても眠くなる日。
以前なら「なんでできないんだろう」と自分を責めていました。
でも今は、
“できない日”があるのも、人生のリズムの一部。
そう受け止められるようになりました。
焦りを手放したとき、
不思議と翌日には「またやってみよう」と思える。
その小さな積み重ねが、確実に自分を変えていきます。
いろいろなことを理由にして、テキストを開かない時期もありました。
残り1週間は「やらないこと」を決める

試験まであと少し。
この時期に一番大切なのは、「広げすぎない」ことだと思っています。
・新しいテキストには手を出さない
・暗記よりも理解にフォーカス
・体調を崩さない
・寝る時間を削らない
今は、過去問と一問一答を繰り返すだけにしています。
知識の量ではなく、「どれだけ身近に感じられるか」。
50代の学びは、そんな実感の積み重ねだと思います。
結果よりも、「ここまで来られた自分」を信じたい

学生時代の受験は“結果がすべて”でした。
でも今は、たとえ不合格でも**「知識を積み重ねた時間」が財産**だと思えます。
知ることで不安が減り、家計にも心にも余裕が生まれる。
FPの勉強は、資格のためだけでなく、
人生をもう一度見つめ直すきっかけになりました。
試験当日は、がむしゃらに頑張るよりも、
静かな気持ちで「ここまでの自分」を信じて臨もうと思います。
今日の一歩
「頑張れない日があってもいい。続けてきた日々が、すでに強さ。」
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FP学び直しシリーズ
🕊️ まとめ
- 50代の勉強は“詰め込み”より“理解”
- 体調や暮らしと相談しながら進める
- 知識は合格よりも「安心」をくれる
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私は他のFP講座を利用していましたが、
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